カテゴリー «FXに関するビジネス»

FXで挫折しないために知ってほしいこと

FXでは初心者の人ほど、市場や情報を知らないため負けやすい傾向にあります。
負けが続くと挫折してしまう人や、借金を負ってしまう人もいます。
そうならないためには、勝つための条件を理解して身に付けておかなくてはなりません。
今回は、FXで挫折をしないように、知っておくべきことをご紹介していきましょう。

期待値が高くなる条件を作り出す

通貨価値の変動は、株などの金融商品よりも小さく、なかなか大きな利益にはつながりません。
しかし、大きな損失にもつながりにくいので、初心者には敷居が低い投資だと言えるでしょう。
もちろん、レバレッジもありますが、初心者はレバレッジを掛けすぎて大きな損失につながる恐れもあります。
FXの場合損失額を少なくすることができますが、初心者の勝率は2割以下と低く、最初は負けが多くなるかもしれません。
しかし、負けにくい取引をすることで、損失額を最小限に抑えられます。
負けにくい取引を続けていくためには、損切りを必ず行うようにしましょう。
損切りとは、価値のボーダーラインのことで、きちんとラインが設定されていれば大きな損失を出す前に食い止めることができます。

また、ギャンブルだと思って運に任せた投資もNGです。
FXには運も必要ですが、情報収集や分析がより大切になります。
きちんとした情報を基に行うトレードは、負けにつながりにくく大きな損失を生まないでしょう。
このような条件に注意していけば、勝てる期待値は高くなり儲けが出やすい投資ができるようになります。

期待値上昇のルールを作るコツ

勝てる期待値が高まると、勝率もグッと高まってきます。
勝率を上げていくためには期待値上昇のルールが必要で、そのルールに基づいて運用しなくてはいけません。
FXを続けていると疑問に思うことが多く出てくるはずです。
この疑問を解決させないまま運用を行っていては、なかなか勝利に結びつきません。
その日疑問に思ったことや動き、業界用語に関しては、きちんと調べて理解しておくようにしましょう。
また、いくら損切りができて情報収集が上手でも、振り返って復習しないのは次につながりにくいです。
毎日記録を付けることで、後から「あの時どんな値動きをしたか」などの確認を取ることができます。

初心者は運任せで投資を行っている人も多いです。
しかし、運に身を任せては成長しません。
自信を持ってFXを運用できるようにするためには、毎日の振り返りや、価値を決めている環境についてもきちんと調べる必要があります。
また、損切りも大切な要素で、大きな損につなげないようにしましょう。
自信がない場合には、IPO株で投資するのもおすすめです。
IPO株は勝率が90%と非常に高く、知識が豊富でなくても勝つことができます。
また、投資顧問の活用も良い方法と言えます。
投資顧問では非常に勉強になるアナリストからアドバイスをもらい、FXを学ぶことができます。
中でも雅投資顧問では豊富なプランと十分な実績と信頼がありますので、資産運用を一任することもできる程頼れる存在になってくれるでしょう。

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便利なシステムも結局は使う業者によるところ

日本でもブレイクした遠隔取引システムについて

FXに携わっている方なら一度は耳にした事があるのではないでしょうか。

パム(PAMM)という単語です。
それは何かと言うと、誰かの取引を遠隔操作で別の誰かの口座に反映させるというシステムです。

数年前までは日本でも流行っていました。
ただ、このシステムの提供自体が日本では禁止されているので、需要のあるユーザーは仲介業者等を通して海外のマザーアカウントと繋がっていました。

マザーアカウントとは何か?

取引の提供元となる口座の事です。
では何故パムに繋がる為にわざわざ仲介業者を使ってまでこのシステムに辿り着きたい人達がいるのか?

それは、優秀なトレーダーが自分の口座に入っている資金を殖やしてくれるという利点があるからです。

もっと言えば、口座も資金も自分のものだけど、取引者は優秀なトレーダー…というオーダメイトの様な仕組みが作れるからです。
※勿論成功報酬は払う事になりますが…

FXに投資顧問が普及しなかった理由

日本には昔から株式の投資顧問は存在するのに、FXのそれが少ないのは、一時期、この様なユーザーの利殖意欲を擽るFXを媒体としたツールが世に沢山存在してたからだと考えられます。

さらに何年か前には、FXで運用するファンドが世間に多数蔓延っていました。
それらの業者の提唱利回りは非常に高く、自身で取引をしている時間が無い人や、投資未経験者の間で一時期流行になりました。

しかし蓋を開けてみれば、自転車操業をしていたり、運用で失敗したり、はたまた最初から運用などしていない詐欺だったりと、殆ど利用者が良い結果を出すに至らず、それらの業者は消えていきました。

やはり自身の預けたお金がどの様になっているのか解らないのは危険だね…といった感覚を世間が持ち出したその頃…パムというスキームが蔓延り出しました。
パムは自身の口座の中でどんな取引がされているかリアルタイムで観れる為、ファンド等の一任勘定のネックを見事にクリアしていると思われていました。

どんな優秀なシステムにも盲点が存在する

しかしパムを扱う業者にも不審が出始めました。

実はパムのシステムは、少し改造すれば虚偽の取引をいくらでも見せる事が出来ます
極端に言えば、本当は負けまくっているのに、勝ちまくっている様に見せる事も可能、という事です。

ですので実際のお金はどんどん減っていきます。
その後、パムを扱う業者の大半がこの様な事をしていた事が露呈していきました。

利用者の中には、提供業者に取引履歴の開示を請求する方もいましたが、そもそもパムとは取引履歴を開示しない事を前提としたシステムです。(取引手法がバレてしまうからという理由です。)

実はこれに対し、システムが同じで取引履歴を常に閲覧出来るマム(MAM)というシステムも存在しており、パムの少し後に流行る事となりました。
しかし今度はそのマムで、取引履歴が改竄されるという事態が横行した為、このシステム自体が流行から廃れていきました。

FXの取引自体の難儀さに加えて、この様にFXを媒体とした業者の不祥事が何年も横行していた事もあり、FXは怖いもの、という認識が暫く世間に蔓延していました。

投資顧問がFX普及の架け橋となるか

しかし近年、FXを扱う投資顧問が少しずつではありますが増えてきています。

取引ポイントの配信、という事で性質上、なかなか対応し難い点も有りますが、工夫を凝らし成果を上げている投資顧問業者も存在しています。
もしかしたら、これらの業者の頑張りで、またFXが利殖の一手段として人々が触れやすい媒体になる時代が来るかもしれません。

また先程のパムやマムに関してですが、システム自体は非常に素晴らしいものです。
いつか法の壁をクリアし、真っ当な投資顧問や運用会社が取り扱える様になれる、そんな時代が来たら、為替市場は大きく拡大するかもしれません。

FXに関連したビジネスには様々な裏事情がある

FXに関するビジネスは沢山存在する

FXを媒体としたビジネスは、現在まで多岐に渡って存在しています。

例えばその一つとして、従来の株式の投資顧問等が行っているのと同様に、買い場、売り場をメールや電話で配信するという手法があります。
FXのそれは非常に難儀なので、投資顧問として行なっている業者はまだまだ少ないですが、もしかしたらこれから増えてくるのかもしれません。

その他には、こんなスキームも存在します。

1.商材販売

2.塾

どちらも一時期一世を風靡したと言っても過言ではないスキームです。
最近ではだいぶ減っている様ですが…

FXに関連する情報商材とはどんなものか

まず1は、そのトレードロジックを纏めた資料を作成し、ネット販売の専門業者に委託し販売するというものです。

ただネックとなるのは、FXも金融取引であるという特性上、広報の表現に対する様々な規制です。

何かあった時にリスクを負うのは提供側なので、提供側はそこに対し慎重になりますが、販売業者は売る為にはそんな事お構い無しなので、提供側と販売側で衝突する事がしばしばあります。

また売上の配分に関しても、販売側が大半を取る事が殆どですが、それでも提供側は延々と続く購入者のアフターサポートに対応していかなければならないので、両者の折り合いがつかず破談となるケースが殆どです。

補足ですが、現在では投資顧問も提供側なので、こういったケースが多いです。

FXの塾運営から目論める様々な儲けの可能性

2はその名のとおり、数学や英語の代わりにトレード手法を伝授する為の塾です。

よく1のバックヤードとして使用される事が多いです。

こちらは入学金として最初に纏まった資金を得られるので、生徒数が増えれば、それなりに大きいビジネスとなり得ます。

因みに塾では、講師が生徒に特定の取引口座を推奨する事が多いです。

その取引口座とは、塾の運営サイドがIB契約(ブローカーに顧客を紹介し、その顧客が取引する度に生じる手数料のバックを受け取る契約)を締結している事が殆どです。

つまりこれにより、塾運営からなる入学金や資料代に加え、IBバックも入ってくるという事になります。
非常においしいビジネスです。

ただそれはあくまで一定以上の生徒数があって成立するものです。
場合によっては、一人、二人の生徒の為に、生徒の対象が全国区であれば多額の旅費と時間を掛けて会場に赴かなければならないので、割りが合わなくなる事もしばしばです。

ただ昨今は、Skypeやチームビューアーを使ってライブ配信しているところも多い様ですね。
ですので、1、2共、大成する可能性はあれど、そこに至るまでには様々な壁がありますし、根気も要します。

また、基本的に永久サポートと謳っている事が多いので、ユーザーが増える程、サポート量は雪だるま式に増えていき、莫大な業務量が発生していく事になるので、決して楽な商売ではありません。

ただ、商売なのは勿論ですが、一部には本当にユーザーに、良質なFXトレードを伝授して豊かにさせたい、という崇高な目的を持って真摯に励んでいる提供者も存在するという事だけは補足しておきます。

恐るべしカリスマトレーダーの影響力

因みにこれらのビジネスには、もう一つの狙いがあります。

それは根気よくサポートをして会員数も順調に増えてきた時に起こるある副作用が起因します。
塾は講師がいる事は当たり前ですが、商材にもロジック提供トレーダー(こちらは架空の場合もあります。)が存在します。

この方々は、ある程度ビジネスを継続していると、次第にユーザー達から神格化されてきます
いわゆる、ビジネスが上手くいっている事を反映しているのですが、シンパとなったユーザー達は、この人がそう言うなら…と講師や提供トレーダーの言う事に次第に疑問を持たなります。

実はこれがこのビジネスの狙いでもあります。
一種の洗脳状態である為、その気になればシンパ達を他のビジネスにも難なく誘導する事が出来る様になります。

ここまで来ればこのビジネスは成功したと言えるでしょう。
因みにこれは、取引配信をする投資顧問でも同様の手法を使用しています。

株やFXの業界での著名人をサイトのトップページにドンと出し、弊社はこの人とも提携しています、という様な文言を記載をしている投資顧問業者を見た事はないでしょうか?

著名人に育てるのと、既存の著名人を使うという点で違いはありますが、結局のところ目指すところは同じです。
投資業界に限らずどんなビジネスでも、この手法の効果が絶大なのは、多くを語らずとも誰しも理解出来るでしょう。

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